Chap1:シロアリ

アメリカカンザイシロアリ ヤマトシロアリ
イエシロアリ
● アメリカカンザイシロアリ

アメリカカンザイシロアリ
左:女王、王 右:職蟻
有翅虫
有翅虫(ゆうしちゅう)
左:女王 右:王
兵蟻
分類 等翅目 レイビシロアリ科
和名 アメリカカンザイシロアリ
学名 Incisitermes minor (Hagen,1858)

形態

職蟻は、イエシロアリ職蟻よりも大きく、体色は乳白色をしている。
他の階級への分化する能力を持つ擬職蟻である。 兵蟻は、体長8〜11mm、頭部は濃褐色のやや扁平な円筒形で、長さは体長の約1/3近くになる。 有翅虫の体長は7mm内外。頭部、前胸部、触角、脚部は赤褐色で、他は黒褐色、腹部は黒色に近い。触角第3節は第2、4節よりやや長大である。
分布

本種は、アメリカのワシントン州からメキシコのカリフォルニア半島にかけての太平洋沿岸地域を原産とする有名な乾材害虫で、日本では東京都江戸川区、神奈川県葉山町、横浜市、神戸市東灘区・兵庫区、和歌山県粉河町、和歌山市などで発見されている。
生活史

被害傾向としては、加害部が巣となり、特別の巣や蟻道を加工せず、乾材や野外の乾燥した枯枝の中に孔道を穿って小集団で生活している。被害材表面には直径3〜4mmの丸い虫孔があり、そこから乾燥した砂粒状の糞を排出する。
コロニーがある程度優勢になると有翅虫の群飛が見られる。群飛は7〜9月の昼間に行われることが多い。