Chap3:ネズミ類

ネズミ類 危険  衛生動物


上からドブネズミ、
クマネズミ、
ハツカネズミ
形態

ネズミは最も種類の多い動物の一群である。その内、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミは屋内で普通に見られる。成獣は大型のもので22〜26cm、小型では6〜9cm。
ノミ状の門歯が上下に1対生え、犬歯はない。体は毛に覆われているが、尾は毛が少ない。体毛の色は、背面が一般に黒色、黄褐色、灰色の混合。腹面は白灰色や黄味を帯びた淡色が多い。
生息場所

生息場所は種により異なる。
例えば、ドブネズミなどは、どぶや下水など湿地に多く生息し、建築物では下層階や地下、および外周の植え込みに生活している。クマネズミなどでは、民家の天井裏、建築物では上層階にいるものも存在する。また、野生種は、畑地やその周囲に生息し、秋から冬にかけては農家や納屋に、都会地ではビルや人家に生息するもの(ハツカネズミ)など至る所に出現する。
被害

内  容
ネズミに咬まれる、排泄物に接触することで、ネズミの保有菌の影響で、人が病気になることがある。ネズミに生息するノミ、ダニなどの寄生虫から伝播する病気もある。
また、食品、農作物、家具・建材、ケーブルなどの電信関係など食害され、経済上の損失も計り知れない。
発生時期
1年中


駆除方法
粘着紙や生捕りカゴなどの捕殺器・捕鼠器をネズミの通り道に配置する。殺鼠剤や忌避剤を用いる方法もある。各方法は万能ではなく完全な駆除を行うことは困難であるので、組み合わせて用いる。専門の業者に相談した方がよい。
予防方法
食べ残しは、蓋付きの容器に入れたり、食材は戸棚に整理するなど、食品の管理を良くする。
通路になるような不必要な隙間をふさぐ。侵入口になる恐れのある場所には、適当な処理をする。
巣の材料になりそうな布、紙などを始末し、ネズミが住み着きそうな空間はなるべく作らないようにする。
詳細:ドブネズミクマネズミハツカネズミ