Chap5:その他の害虫

ムカデ類 (アオズムカデ、アカズムカデ、トビズムカデ)  危険  衛生害虫(刺咬)


アオズムカデ
形態

日本には体長7〜130mmまでの種類がいる。 多数の節からなる細長い体をもつ。体色は褐色や、黄色味を帯びた淡色、黒緑色の種などさまざま。各節に1対の脚を持つ。 ヤスデに形が似ているが、脚の数(ヤスデは各節に2対)で判別できる。
生息場所

普段は庭石や落ち葉の下、暗く湿った場所に生息する。 古くて水洩れのある集合住宅の床下や天井裏で、大発生した事例もある。
被害

内  容
虫に気付かず触って咬まれる。咬まれると非常に痛い。次いで発赤、腫脹が起こり、潰瘍や発熱などを伴う場合がある(オオムカデ属)。
発生時期
春〜秋


駆除方法
身近なもので叩きつぶすのが効果的。ゴキブリ用殺虫スプレーの直接噴霧も効果はあるが、効果発現が遅く、激しく暴れるため、殺虫スプレーは避けた方がよい。 多量に発生している場合は、業者に依頼するのがよい。
予防方法
夕方涼しくなったら戸はすぐ閉めるか、網戸にする。 庭には、ムカデの好む暗くじめじめした環境をつくらないように、家の周囲や床下を清掃する。 家の外周を取り囲むよう粉剤(有機リン剤、カーバメイト剤)を処理する。
応急処置
咬まれたら、患部に抗ヒスタミン含有のステロイド軟膏を塗布する。腫れがひどい場合は、水で湿布をする。 医者に行き、治療してもらう方が短時間で治る。