Chap1:シロアリ類

シロアリ類  人体に無害  木材害虫(木材)



ヤマトシロアリ
(上:職蟻、下:有翅虫)
形態

羽アリはアリのものとは、その発生量と羽を落とすことから区別できる。 シロアリの体は寸胴型で、胸部と腹部の間がくびれていない。触角は数珠状に繋がり一直線である。 有翅虫の翅は4枚(前翅・後翅)共同じ大きさ。有翅虫の体色は種類により異なるが、おおよそ黒(ヤマトシロアリ)か、黄褐色(イエシロアリ)をしている。羽の色は淡黒褐色半透明(ヤマト)か、無色〜帯黄色透明(イエ)。
生息場所

ヤマトシロアリは湿潤な木材を好み、風呂場、台所等の床下の部材を中心に加害する。イエシロアリはこの限りではない。アメリカカンザイシロアリ、ダイコクシロアリは乾燥した木材のみを加害する。 前2種は、一般に土の中を移動するが、野外から羽アリが飛んできて、入り込まれる場合もある。
被害

内  容
家の柱や床の木材を内部から食害し、建物の強度等を弱くする。
発生時期
一年中いる(羽アリは、春〜秋に発生する)。


駆除方法
木材の中にいる虫を駆除することが重要となる。家の強度に関係がない木材については、加害部を除去し、焼却する。薬剤による駆除方法には土壌処理法、木部処理方法があり、出た羽アリは殺虫スプレーで充分駆除できるが、それだけを駆除しても不十分である。 少しでも駆除し残すと再び被害が出るので、専門の駆除業者に頼んだ方がよい。
予防方法
家の新築・増改築の際、防蟻処理の有無やその内容を業者に確認すること。 床下の湿気がこもる場合は、通気口を大きくするか床下換気扇を設置する方法が有効とされているが、何にしても専門の駆除業者に相談するのがよい。 被害の早期発見が肝要となる。
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