Chap5:その他の害虫

アリ類 (日本では約250種あり) 人体に無害(一部刺咬害有) 不快害虫(大量)


イエヒメアリ
形態

シロアリと混同することがあるので区別が必要である。 体長は1.3〜10mmと種により異なる。胸部と腹部の間がくびれている。触角は「く」の字型に折れ曲がって接続している。
生息場所

庭や田畑の地中に巣穴をあけて生息する種類が多い。 ケアリやオオハリアリなどは、朽ちて空洞化した木材中に生息する。 イエヒメアリは、タンスの裏、壁内等家屋内に巣をつくる。
被害

内  容
働きアリや羽アリが、多数家の中に入ってくる。 砂糖や菓子等の食品に群がる。 刺されると、激痛がある。
発生時期
春〜夏

駆除方法
庭先の土と家壁の間や床下に、残効性のある液状か粉状の殺虫剤を散布する(働きアリ)。 羽アリに対しては殺虫スプレーや電撃殺虫器、電気蚊取り器等も有効である。 食毒剤も有効だが、種によって喫食率が異なる場合もあり、設置場所や季節によっては効果が低いことがある。
予防方法
羽アリが家の中に飛び込んでこないよう、羽アリが飛ぶ時期は網戸にするか、窓を閉める。 家の周りや床下に、朽ちて空洞化した木材があれば捨てる。 家の外壁や木材の腐朽部分を修理し、防腐剤を塗布する。 室内をチェックし、餌となるものが放置されないようにしっかり保存する。
応急処置
通常、人に危害を与えることは無い。 刺された場合は、患部に抗ヒスタミン含有ステロイド軟膏を塗る。腫れが酷いときは患部を水で湿布するとよい。